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セミナー事業

2021年2月開講『「おもてなし」だけではない。「ビジネス」として捉える通訳案内士の仕事』

東京シティーツアーでは旅行業従事者の方、「通訳案内士」、「ガイド」の方向けに様々なセミナーを行っております。今回はアフターコロナに向けて、「ビジネス」として通訳案内士の仕事を捉え、普段ではなかなかお話しを伺うことのできない様々な分野で活躍するプロの方からセミナーという形でお話しを伺います。

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2020年3月からストップしてしまっているインバウンド業界。
コロナウイルス感染症の収束がなかなか見えず、インバウンド業界もいつになったら再スタートを切れるのか分かりません。

今までは次から次へと仕事が舞い込み、なかなかゆっくりと時間を割いて「通訳案内士」という仕事を振り返ることがなかったのではないでしょうか?
日本の歴史文化などは様々な勉強方法や研修の機会はありますが、「案内中にこんなことが起こってしまったらどうすればいいのか」、「通訳案内士という仕事をしていく上で関係する方々の担う役割の話しをゆっくり聞いてみたい」、「歴史や文化以外で話す内容の幅を広げたいけどどうすればいいのか」と、私たち自身思っていました。
そこで、このコロナ禍をプラスに捉え、時間のある今、現役の高野山の僧侶、弁護士、客室乗務員、バス会社社員など各方面のプロフェッショナルの方にお声がけし、お話しをしていただく機会を設けることができました。

外国からのお客様をご案内というと、「おもてなし」という面で語られることが多いインバウンドビジネスですが、2018年には訪日客が3,000万人を突破し、輸出産業として観光産業は、自動車産業、化学産業に続く第3位となっています(2018年の訪日外国人旅行消費額は4兆5189億円。観光庁調べ。)。このような状況の中で、インバウンドの担い手として、「おもてなし」だけではなく「ビジネス」という面からも、通訳案内士の仕事を考えていきたいと思います。

今回は、「通訳案内士」、「ガイド」という仕事をビジネスとして捉え、各方面のプロフェッショナルからお話しを聞き、アフターコロナに備え、ビジネス面でもプロのガイドになれるようなプログラムを全5回、準備をいたしました。

 講師陣 

 日程(全五回) 
●第一回:2021年2月20日(土)14時~ 【講師:通訳案内士 島崎秀定さん/東京シティーツアー代表 牛山邦彦さん】
●第二回:2021年2月27日(土)14時~ 【講師:弁護士 金塚彩乃さん】
●第三回:2021年3月6日(土)14時~ 【講師:えびす交通 河出章さん】
●第四回:2021年3月13日(土)14時~ 【講師:僧侶 近藤説秀さん】
●第五回:2021年3月20日(土)14時~ 【講師:客室乗務員 野村貴代さん】

 会場  東京都中央区の会場(定員15名)

 オンライン配信  有 (Zoomでの配信を予定しております)

 参加費  2,000円/回

 その他  ご参加いただく方から、事前にご質問を募集いたします。

 主催 (株)HORTENSIA


第一回 「ビジネスとして」の通訳案内士の仕事をするとはどういうこと?

2018年1月の法改正により、通訳案内士の資格を持っていない人でも「通訳ガイド」と名乗ることができ、有償で訪日外国人の案内ができるようになりました。また、訪日外国人の増加に伴い全国通訳案内士(2018年の法改正により、通訳案内士という名称も全国通訳案内士に変わりました)の登録者数も2020年4月1日現在で26,077人と増えてきてます。
2019年には訪日外国人の数は3,188万人にも及び過去最高を記録しましたが、コロナ感染症の影響で現状はゼロ、そして2019年のレベルに戻るまでには3から4年かかるという試算もあります。しかし、観光庁は2030年までには訪日外国人の数を6,000万人まで伸ばすことを目標としており、今後も「全国通訳案内士」、「通訳ガイド」の人数は増えてくることが見込まれます。
このような中、多くの「ガイド」、「通訳案内士」の中からどのようにして仕事を取っていくか、現役通訳案内士、インバウンド専門旅行会社代表にお話しを伺います。

【講演内容】旅行会社から評価される仕事の仕方とは?/お客様が知りたいことを話すガイドになる/優しいだけの通訳案内士でいいの? 等

【講師紹介】英語通訳案内士 島崎 秀定
慶応大学経済学部卒業後、経営コンサルティング会社、ガラス美術館副館長、海外旅行専門の旅行会社(ツアーの企画、手配、営業、添乗など旅行に関わる全ての業務を経験)等を経て、2010年より専業の通訳案内士として独立。「通訳ガイドで食べていく!」ことを目標に、長期ツアーやクルーズを中心にガイド業務を行い、2019年の年間稼働日数は237日。その他、講演活動や執筆活動も行っている。主な著書に『通訳ガイドというおしごと』(アルク)、『誰にでもできる おもてなしの英語』(講談社)、『カジュアル英語トーク』(DHC)等がある。


第二回 法律面から見てどのようにして身を守るか。

現在、通訳案内士は全てフリーランス。依頼を受け、旅行会社より仕事を引き受けています。そういった中で、何か問題が起きてしまうとどうしても、個人対企業となってしまい、通訳案内士(ガイド)が弱い立場になってしまうことが多いです。また、今後仕事を依頼してもらえないのでは、という恐怖からなかなか旅行会社に対して、強く出られないのが実情です。
そういった中で、もしお客様をご案内中に問題が起きてしまった場合、ガイドが負う法的責任はどういったものになるのでしょうか?現役弁護士にお話しを伺います。

【講演内容】日本よりも訴訟が身近にある国の方を案内して、万が一問題が起こってしまった場合の賠償責任はだれになるのか?/旅行会社と結ぶ契約書には具体的には何が書いてあるのか?/予定の場所にご案内できなかったなど、起こりうる具体的な問題に対して、どのような法的責任が考えられるのか?  等。

【講師紹介】弁護士(日本・フランス共和国) 金塚 彩乃
中学高校をフランス現地校で過ごす。東京大学法学部卒。日本とフランスの弁護士資格を有し、日本とフランスとの間の各種契約や訴訟案件その他法的リスクに関するアドバイザリー業務を行う。現在はフランス人共同経営者とともに日本で唯一のフランス系法律事務所を経営している。
また、慶應大学ロースクールにてフランス憲法を教えるとともに、フジテレビ系「とくダネ!」、東京MXテレビ「モーニングクロス」などで、コメンテーターとして多数出演。


第三回 訪日観光客増加に伴い、変化するバス業界。運転手の仕事。

訪日観光客の増加に伴い、規制緩和もされバス会社の数の増加、そして大型バスやドライバー不足がメディアでも多く取り上げられるようになりました。その中で、数多くの事故が起きてしまい、ドライバーの拘束時間(労働時間)が見直され、ツアーを行う環境が変化してきました。
また、通訳案内士がバス会社(特にドライバー)と接するのは、通訳案内士がお客様に会う時と同じタイミングです。その日までは、旅行会社(エージェント)及び、旅行会社が作った日程を通じてしか、通訳案内士は旅程を想像することができません。しかし、当日現場に行って、ドライバーさんと打ち合わせをすると想像していた通りに進まないのでは、などの問題が出てくることもあります。このような事態を少しでも避けるためにも、通訳案内士、旅程を作る担当者はバス会社の仕事を知っておく必要があるのではないかと思います。バス会社で運行の管理などを行うえびす交通、河出さんにお話しを伺います。

【講演内容】インバウンド需要に伴い変化したことは?/仕事の受注から配車まで。エージェントから厳しい日程の依頼が来たときはどうする?/ドライバー、ガイドがスムーズに一緒に仕事をする秘訣とは。等

【講師紹介】えびす交通 営業部課長 河出 章
大学卒業後、IT関連会社へ入社。28歳の時、妻の反対を押し切りバス業界へ転職。入社後は旅行会社への営業活動を実施。現在は運行管理者として、乗務員・添乗員・ガイドとともに、お客様の記憶に残る旅行の手伝いに努めている。
取得資格:大型二種免許/運行管理者試験(旅客)/国内旅行業務取扱管理者


第四回 現役僧侶が語る、インバウンド客増加とともに変化した高野山。

高野山で、いち早く英語で奥の院のナイトツアーを始めた、恵光院さん。宿坊という元々は檀家さんや、修行に来ている方たちの場所をインバウンド向けにオープンすることによって、問題があった場合は、どのようにして檀家さんなどに理解を得たのでしょうか?訪日外国人観光客が増え、僧侶の仕事はどのように変化したのでしょうか?
また、宿坊到着前に事前に通訳案内士から、お客様に説明をしてほしいことや、普段では聞けないような、ベールに包まれた、僧侶の生活を、高野山で現役の僧侶の方にお話しを伺います。

【講演内容】インバウンド客増加に伴い、求められる僧侶のスキル。変化したことなど。/宿坊で働く僧侶の一日/どのようにしてお僧侶になるの?/宿坊到着前に通訳案内士から説明をしておいてほしい宗教の話し。 等

【講師紹介】僧侶×レーシングドライバー 近藤 説秀(コンドウ セッシュウ)
高野山真言宗、金剛院住職、恵光院副住職。高野山大学非常勤講師。1982年生まれ。高野山で生まれ育ち、10歳で出家、得度。青春時代を大阪で過ごし立命館大学に進学した後、20歳で高野山大学に編入し本格的に僧侶の道に進む。同時に子供の頃からの夢であったモータースポーツ活動も続け、現在スーパー耐久や86BRZレースプロフェッショナルクラスにも参戦する現役のレーシングドライバーでもある。


第五回 接客のプロフェッショナル。客室乗務員から見た通訳案内士の仕事。

航空機内の「安全」を守る保安要員であり、同時に快適な旅を提供するサービス要員でもある客室乗務員。インバウンドが盛り上がり、日本のサービス、接客などレベルが高い、と世界に広がる前にすでに客室乗務員の方々は世界中の乗客に向けて日本のサービス水準の高さを披露していました。
長年、世界中の方に接してきた客室乗務員としての経験が通訳案内士の仕事にどのように活かされているのでしょうか。通訳案内士をはじめ、外国の方に接することのある主にサービス業の方たちに向けて、具体的に現役の客室乗務員兼通訳案内士の方に、お話しを伺います。

【講演内容】限られた空間、時間でお客様を満足させるサービスとは?/搭乗クラスによって接客方法は変えているの?/客室乗務員の現状。/英語で落語を披露! 等

【講師紹介】客室乗務員×通訳案内士×英語落語パフォーマー 野村 貴代
熊本県生まれ。堀ちえみ主演の「スチュワーデス物語」に憧れ、国内/国際線CAとなって四半世紀(以上)。どんな時も自らフライトを楽しむ明るく自由な接客態度は中国人に「あなた、面白いわね!」と言わせ写真を撮られるほど…。それに飽き足らず、自分だけのサービスで外国のお客様をおもてなししたい…と2006年通訳案内士の資格を取得。趣味、特技は着物の着付け、中国語、台湾舞踊体操「元極舞」と高座名「おきみやん」を持つ英語落語。この春から3足目のわらじ、日本語教師としても勤務予定。自称「コロナ禍でも一番楽しんでいるCA」。


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